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4月15日7時1分配信 時事通信
【サンパウロ14日時事】インカ帝国時代の世界遺産、ペルー・マチュピチュ遺跡から発見後に持ち出され、米エール大に現在も保存されている発掘品が当初推定の10倍に当たる約4万点に上ることが14日までに明らかになった。返還を求めていたペルー政府は2007年、発掘品の一部引き渡しで同大と合意しているが、所蔵品数はこれまで4000点程度と見積もられていた。
ペルー政府は、返還される品々を遺跡近くの都市クスコに建設予定の博物館で展示する計画。このため、今年3月に同大へ文化財研究の専門家を派遣し、所蔵品の実態調査を行っていた。
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